多良地区の里山を中世の「樫原城跡」として岐阜県が登録

多良地区の里山を中世の「樫原城跡」として岐阜県が登録

2020/10/19

令和2年7月8日付けで、山城の可能性があるとして専門家による調査、検討が進められてきました

上石津町上多良地内(多良地区)の里山の一部が中世の城跡であることがわかり、

「樫原城跡」として県の資料に登録されました。

広さは南北に約60メートル、東西に約50メートルで、尾根筋に続く南辺には高さ3メートルの土塁と堀を備え、東には入り口に当たる「虎口」などの遺構が確認されました。

詳細な築城年や築城主は不明で、伝承もないことから、緊急的で臨時的な城と考えられます。

上石津地域では、昨年にも中世の城跡「城ケ平城跡」が確認されており、「樫原城跡」と合わせて、今後PRに努めていきます。

ぜひ「樫原城跡」へお越しください。(お越しの際は「樫原公民館」を目標にお越しください。)

 

 

IMG_4515.JPG 樫原公民館から津島神社境内へ登ります。

 

IMG_4518.JPG 境内脇にある「樫原城跡」進入路入り口

IMG_4517.JPG 入口脇に設置された案内看板

IMG_4519.JPG 堀切跡

IMG_4521.JPG 横堀跡

IMG_4520.JPG 土塁跡

IMG_4523.JPG 虎口跡