令和2年7月8日付けで、山城の可能性があるとして専門家による調査、検討が進められてきました
上石津町上多良地内(多良地区)の里山の一部が中世の城跡であることがわかり、
「樫原城跡」として県の資料に登録されました。
広さは南北に約60メートル、東西に約50メートルで、尾根筋に続く南辺には高さ3メートルの土塁と堀を備え、東には入り口に当たる「虎口」などの遺構が確認されました。
詳細な築城年や築城主は不明で、伝承もないことから、緊急的で臨時的な城と考えられます。
上石津地域では、昨年にも中世の城跡「城ケ平城跡」が確認されており、「樫原城跡」と合わせて、今後PRに努めていきます。
ぜひ「樫原城跡」へお越しください。(お越しの際は「樫原公民館」を目標にお越しください。)