2019年7月16日
上石津の中にある4つの小学校のうちのひとつである、多良小学校。
夜の涼しい風が穏やかに吹く中、「星や月を見る会とお話しを聞く会」が開催されました。
最初は、4年生代表4名による、家族についてのエッセイ発表。
もうすぐ僕たちの出番。
ひとりずつ、堂々と大きな声で発表していました。
次は、宇宙航空開発機構(JAXA)宇宙教育リーダー、多良星空クラブ会長、上石津育ちの 吉田敏さんがご登場。
今晩の上石津の星空は? ブラックホールとは?
ブラックホールを通り抜けたらどうなるの?
宇宙で一番大きな星って、どれ?
…吉田先生はこどもたちの思いがけない好奇心にあふれた質問に、一生懸命お答えくださいました。
多良小のてづくり天文台!
平成24年に完成した「多良ぶれあい天文台」は、PTA関係者や住民らによる手作りの天文台であると同時に、
そこにある天体望遠鏡のうち1基は、JAXA名誉教授・的川泰宜氏(小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトメンバー)より寄贈されたもの。
最新鋭の電視観望設備となっている。
今回の星や月を見る会では、天文台での土星、木製、月の観察を予定していたが、曇天のため残念ながら中止となった。
多良の星空観察会!
この多良小の天文台を利用した星空観察会が、毎月第3土曜日に開催されている。
(お盆休み等にかかる場合は変則的となるため要確認。)
だれでも参加可能。
多良は、上石津地域の中でも、より広範囲に夜空を見渡せる地形にあるため、星空観察にはもってこいなのだそうだ。
吉田さんのような素晴らしい知識をお持ちの地元の方から様々なお話しを聞きながら、
星空を見て地球に生きていることや季節の移り変わりを実感するのも素敵だろう。
筆者も参加してみたいと思っている。
上石津の小学校、星空観察会、多良星空クラブについてのお問合せは、
大垣市上石津地域事務所地域政策課 地域おこし協力隊(090-2614-2352)までどうぞ。