移住者が多い上石津町。私たち夫婦が移住した時地区にも、移住の先輩がすでにたくさんいました。なぜここに?その理由も、ご家庭により様々です。
お店をオープンさせたご夫婦。隣町からより自然豊かなこの地に越して来たご夫婦。里山でお子さんをのびのび育てながら名古屋の職場まで通うお父さんとそのご家族。まずは田舎でのんびり暮らしながら、生活のペースをゆっくり決めていこうというご家庭。そして、地元企業に就職した私たち。実に十人十色です。意外だったのは、名古屋から大垣の中心地に電車通勤していたけれど、同じ時間をかけるなら、混んだ電車より車で好きな音楽を聴きながらの方が楽だから、という人も。なるほど〜!
ここを選んだ理由は様々ですが、決め手は多くのみなさんに共通しているようです。ズバリ「館長さん」の存在。移住コンシェルジュの肩書きを持つ時地区の公民館長さんは、移住者のお父さんなんです。
移住前には空き家の紹介をはじめ、あらゆるアドバイスをくださり、移住後も、元気でやってるか〜と見回りに来てくださる。慣れないことで不安になっても、館長さんの100万ドルの笑顔と「おーどうやー」という決めゼリフを聞くと、ホッとするのです。そして館長さん、本当に上石津を愛していらっしゃいます。365日、烏帽子岳の表情を写真に撮り続ける館長さん。彼の目や耳を通した上石津の自然はキラキラと美しく優しい。私たちは館長さんに、自分たちが住む町の魅力を毎日教えてもらっているのです。
ところが。少し前、いつも元気な館長さんが体調を崩されました。公私共にバタバタしていた私は知らなかったのですが、一時は本当に大変だったそうです。今ではすっかり回復されて、久しぶりにあの笑顔を拝ませていただきひと安心。
大好きな館長さん!私たち移住者、上石津盛り上げ隊としての恩返しはこれからです。ずっとお元気で、末永くよろしくお願いいたします♡