スキャン 2今回の特集は九里半街道歴史文化回廊の皆さんが作成されたパンフレット(写真)、「九里半街道、伊勢西街道 常夜燈のさと」の中から、部分的ではございますが、上石津の歴史、見所の1つとして、常夜燈(じょうやとう)のさとについて紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

門前常夜燈

常夜燈は一晩中つけておく明かりのことです。(写真:門前、宮前形、秋葉山)

神社や仏閣で、古くから2基1対で燈明台として献灯されてきました。江戸時代中期から、人物の往来が多くなるにつれ、夜道の安全のため、街道沿いにある集落の集まりや辻に、単基で常夜燈が設置され、更に街道の道しるべとしての役割も重なり江戸時代末期には立派な常夜燈が作られるようになったと考えられます。

 

上石津地区には、九里半街道や伊勢西街道が通り、特に牧田地域には常夜燈が多く、すべてが信仰の対象になっています。そして、その数の多さ、特徴から、上石津牧田地区のことを「常夜燈のさと」と云います。

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