養老山脈からの日の出は、時地区の西側の山の山頂を真っ先に照らします。
烏帽子岳の朝焼けです。
季節や気象条件によっては、烏帽子岳を真っ赤に染めます。

そんな頃、長範みその仕込みが始まります。

美味しいみそを造るためには熟成が大切です。昔ながらの天然醸造で1年間かけてじっくり発酵させるため、コク、旨みとも深みが出てきます。

発酵を止めていない無添加の生みそは栄養価が高く、様々な健康効果が注目される素晴らしい発酵食品です。

13日の夜から16日にかけて雪が降り続き、久々の大雪になりました。

時地区のメイン通りもご覧のとおり

みその仕込みは、寒仕込みといって毎年、空気中の雑菌が少ない冬の時期に行われます。

長範みその仕込みは今がまさに最盛期。
仕込みは、2月の中頃までつづきます

かつて造り手の高齢化で途絶えた、時地区のみそ造りの伝統を、「時まちづくり実行委員会」が復活させ、
5年が経ちます。
製法にこだわった手づくりの地みそは、美味しいと評判で、 市内の高級料理店でも使われるほど。
一般にも販売されており、時地区では桑原食料品店さん、八百久さん、緑の村入口の手づくり工房あめんぼさんで販売されています。