地元に居ながら、普段あまり訪ねていかない時地区の歴史街道や一生に一度は見ておきたい〇〇・・・? ときを超える石仏群。5月28日(日) 第6回の時の歴史・文化めぐりの会では、それらを巡り、半日でしたが大変有意義なひと時を過ごすことが出来ました。
朝9時に烏帽子岳登山道 林間広場に集合。講師の金森さんから説明を受けた後、輿越峠を目指します。
時の集落はかつて江州街道と伊勢西街道の分岐点になっており、人の往来も激しかったと推測されます。旧街道は国道やバイパスへ姿を変えていく中、江州街道であった輿越峠は、壬申の乱の由来にもある通り、その険しさから歴史からぷっつりと切り離され、それが当時の面影を色濃く残す街道の風景となっています。そんな峠道を訪れ、往時に思いを馳せます。
峠の頂上にあった二体の石仏についてなど、金森さんから説明を受けます。
続いて訪れたのは細野地区の十釼神社。上石津町内でも一,二を数える古さだそうで、まさに上石津のビッグバンはここから始まった!!・・・?
その勧請時代にびっくり。そして突然現れた、へえびにびっくり。 あっ 失礼しました。へえびと言うのは、時弁で、へびのことです。なぜへとびの間にえをいれるようになったのかは謎です。今回の歴史・文化めぐりの会で最大の謎?かもしれません。??
途中で見つけた、里山の風景は、作ろうと思って作れるものではありません。参加者の中から、この辺りでよくあすんだと言う話に花が咲きます。 あっ
またまた失礼しました。あすんだとは、時弁で、あそんだと言うことです。
かつて七堂伽藍や僧房が立ち並び、実に荘厳なたたずまいであったという祖光寺は、信長の兵火に焼失し、現在は、その庭であったとされる所に悟空寺が建っています。その住職にお寺について大変貴重なお話を聞くことができました。
祖光寺あととされる場所からは、古いもので鎌倉時代といわれる石仏、百数十体や五輪石が出土、祀られています。
金森さんから説明を聞き、云われや意味合いに話が沸きます。
実際に現地へおもむくと、幅広い視点で地域の歴史や文化を楽しむことが出来ました。