6月14日(水)19時から時地区のえぼしふれあい会館で
~国際交流イベント トーク&ライブ~がありました。
アフリカ最大規模のスラム街、キベラスラムにある学校マゴソスクール。
そこは、貧困に苦しむ子ども達が学ぶ機会を得、将来の夢が持てる場所。
そこで、子ども達に希望を与えつづけている、ダン校長先生と、ケニア在住29年 マゴソスクール運営 早川千晶さん、ケニア・ドゥルマ民族の太鼓演奏者 大西マサヤさんが盛りだくさんのトーク&ライブを繰り広げて下さいました。
トークでは校長先生自身も経験してきた少年時代の貧困生活や、今スラム街で起きていること、マゴソスクールの生徒さんたちのエピソードやマゴソに生まれた新しい取り組みなどをお話して下さいました。
厳しい環境の中でも強く生きる子どもたちに胸が熱くなりました。
ライブでは、大西マサヤさん演奏のドゥルマ民族の太鼓がリズミカルに鳴り響き、ダン校長先生と早川千晶さんが軽快なステップとリズム感でアフリカンダンスや歌を披露して下さいました。
日本ではなかなか聴くことができない珍しい太鼓の演奏やダンスは、音楽を通して生のアフリカを感じられる貴重な機会になりました。
時小学校の生徒さんたちも、ダン校長先生の誘いに、一人、三人、五人と踊りだし・・・・・
マサイの戦士もびっくりのかっこいいダンスを披露してくれました。
会場内には物販コーナーも設けられました。それはケニアの物で、マゴソスクールに関わる現地の方々がお裁縫などを覚えて作られたもの。
その収益はマゴソスクール運営のために使われ、そのほとんどは給食などの食費に充てられます。
なかなか触れることのできないアフリカの民芸品。
ジーンズと白いTシャツだけで、十分魅力を発信できるアイテムばかりでした。
どれも色とりどりで可愛く、しっかりと作られていました。
子どもたちにとって、アフリカの文化に触れられたのと同時に、世界の課題を深く考えられる、意義のある国際交流になりました。