聞いているだけで、汗が染み出てくるような蝉の声も、幾分寂しくなってきた朝のラジオ体操。
夏休みもあとわずかとなった8月24日の地蔵菩薩の縁日に、
上石津町 時地区の地蔵寺で、地蔵盆の数珠繰りがありました。
夜には秋の虫たちの重奏が始まっていました。
その連れ鳴く音と、心地よい夜風に行く夏を感じながら、地蔵寺へと向かいます。
地蔵盆の数珠繰りの始まりを告げる鐘の音が、時地区の集落に響き渡ります。
僧侶による読経が始まりました。
子どもをはじめ、大人も大きな数珠を囲んで座り、読経にあわせて順々に回していきます。
読経が終わると、お供え物の果物やお寿司が、おさがりとして振る舞われます。
子どもにとって、夏休み中の楽しみのひとつでもあります。